都会人の勘違い(1)

2008/8/25 月曜日

南紀への転居は数年前からの願望であった。
そして、今の連れ合いも夢中になっている

当人はずっと横浜の中心地に住んでいたので
憧れ半分と、山海の珍味を食べたい一心で
南紀 南紀 と騒いでいる

今では私より地名や交通機関をよく覚えて
やたらと人のブログを読み漁っている。

ざっと目を通すと、現地発の情報といっても
視点が都会人のものか、現地のものかで2種に別れる

現地に行く前から想像できた事を、行った後でさも大事なように
書いている人は都会人出身に多い
神奈川でも少し田舎に行けば当たり前のことが延々と書いてある

それでは永住するのは難しいだろうなと思う
いわば別荘気分で住み着いたに過ぎない

連れ合いの精神構造も全く同様である

Filed under: 南紀 — test @ 17:27:15

海への想い

2008/7/24 木曜日

海から徒歩3分ぐらいの所にすんでいたので
子供のころは海が生活に大きな比重を占めていた

海には何でもあり、常に変化していて
好奇心や探究心を十分満足させてくれた

日の出、日没、雲の移り変わり。
遠くに見える伊豆大島、近くの江ノ島。極めつけは富士山だ
総てが、海で手に入った

波を見ているのが好きで、寄せては返す
波のパターンの多さに一日中でも眺めていることができた
波の一生を予測したりするのもひとつの楽しみだった。

もちろん波に乗るのも好きだった。
その頃はサーフィンは無かったが、適当な板を使って腹ばいになって波に乗っていた
簡単そうだが、大きな波に乗ると恐ろしいほどの速度になる。
板はすっ飛び、海底に叩きつけらる事もかなりあった
ほんの1秒にも満たない時間だが、今でも思い出せるぐらいの恐怖の一瞬である

海の子だから、物心ついた頃にはもう泳いでいたし
浮かんでいるだけなら、いつまででもできた。
潜るのもかなり長時間できたし、水中眼鏡などなしに底を漁る事もできた

海水浴のシーズンになると、海には入らなかった。
そこは自分の海ではなくなったから。
浜も海も汚染され、海の周りの商店は別人のように皆血走って金を稼ぎ
見知らぬ土地に来たような気がしたものだった。

Filed under: 南紀 — test @ 22:46:25

なぜ南紀なのか(1)

2008/7/21 月曜日

今では高級なベットタウンになったが、自分が子供の頃の湘南地方は
海も、山もあり、商店街も小さく、当然走っている車も少なかった。

子供は町中にあふれ、海も山も子供たちの天下だったが競争相手も多く
自らのテリトリーを広げるために海は少しでも沖へ、少しでも深いところへと
山の中もどこまでも深く入り込み、穴があればどこまでも奥へと
侵入することによって、自分たちのテリトリーを広げていった。

僅か50年ぐらい前の話である

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この画像は南紀や湘南地方とは関係ありません。

Filed under: 南紀 — test @ 16:43:33

行き当たりばったり

2008/7/20 日曜日

電卓からプログラム電卓へ移行したのが最初。シャープよりカシオが好きだったので
一番愛用したのがFX-502P
役所に提出する書類を山ほど作っていたので非常に役に立った
(今で言う捏造データってやつ)

いわゆるマイコンは東芝のパソピアを買ったが、あまりの無能さにあきれて
ほとんど使用しなかった。

市販のソフトを買うのは趣味じゃないので、子供に計算問題などの簡単なソフトを作って遊ばせていた
テレビが無かったが、思い切ってモニター兼用のTVを購入し家族に内緒で見ていた。

ある時スーパーマンをTVで放映していたので、子供に見せてやったら
近所で「うちの父ちゃんはスーパーマンをコンピューターで作った」
と触れ回って恥をかくという事件があり
子供たちに強要されて、たまにTVを見せることになってしまった。

Filed under: その他,南紀 — test @ 19:03:42

アバウト

2006/6/27 火曜日

団塊世代ラスト 50年早生まれ現役で自分が一番定年まで多く働けると思っていたが……

Filed under: 南紀 — test @ 2:38:52